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台風の前に見ておく3か所
― 電線にかかった枝は、電話1本で動きます

最終更新:2026年9月5日 / 運営:ミチアカリ制作所
庭木のトラブルは、倒れた瞬間に費用が10倍になります。台風で倒れてからでは、伐採費用に加えて撤去費・修理費・場合によっては賠償の話まで乗ってきます。逆に、事前に見ておくべき場所は3つだけ。そのうち1つは、電話1本で電力会社が動いてくれる可能性があります

① 電線・電柱に触れていないか

まずここです。そしてここだけは、絶対に自分で切らないでください。

電線の近くでの作業は感電の危険があります。木は乾いていれば電気を通しにくいですが、雨で濡れていれば通します。切った枝が電線に倒れかかって、周辺一帯を停電させてしまうこともあります。

脚立の上での作業中に感電した場合、落下も重なります。ここは業者でも電力会社と調整して進める領域です。
連絡先はここです。

東京電力パワーグリッド 0120-995-007
(0120が使えない場合は 03-6375-9803)

停電など緊急の用件は24時間受付。神奈川県内の自治体も、「停電または電柱や電線に木の枝がかかっているのを発見した場合」の連絡先として、この番号を案内しています。

電力会社が保安上必要と判断すれば、電線への接触部分について対応してもらえることがあります。ただし木そのものの伐採や、電線に関係のない枝は所有者の負担です。どこまでやってもらえるかは現場次第なので、まず電話で状況を伝えてください。

電話は無料で、伝えることは3つだけです。
・住所(電柱に番号札が付いていれば、その番号を読み上げると早い)
・どの木が、どの線に、どのくらい触れているか
・自分の土地の木かどうか

② 幹と根元に、異常がないか

倒れる木には、たいてい前ぶれがあります。台風の前に見るなら、枝先ではなく幹と根元です。

より詳しい見分け方は危険な木の見分け方にまとめています。

③ 隣の敷地・道路に張り出していないか

ここは、倒れたあとの責任の話に直結します。

土地の工作物や竹木の管理に瑕疵があった場合、民法717条により所有者などが責任を負うことがあります。「台風だったから不可抗力」で必ず免責されるわけではありません。

腐って傾いた木を何年も放置していたなら、台風はきっかけにすぎないと判断され得ます。→ 倒木の責任

なお、隣から自分の敷地に枝が越境してきている場合の扱いは、2023年の民法改正で変わりました。→ 越境した枝の話

台風の前に、いまの状態を見てもらう

「切ったほうがいいのか、まだ大丈夫か」は、写真だけでは判断が難しい部分です。見積もりは無料なので、判断材料として使ってください。倒れてから動くより、費用も手間も小さく済みます。

無料で伐採の見積を依頼する1本5,000円〜・見積後の追加料金なし

秦野市の補助金(上限10万円)の対象確認は → 補助金ページへ

台風のあとに、やること

状況連絡先
木が電線に倒れかかっている/停電している東京電力パワーグリッド 0120-995-007(24時間)
道路をふさいでいる市の道路管理担当(県道・国道は管理者が異なります)
自分の敷地内で倒れた伐採・撤去の業者
隣家に被害が出たまず加入している保険会社。→ 責任の考え方
倒れた木に近づく前に、電線を確認してください。倒木の下敷きになった電線が見えていないことがあります。周囲に垂れ下がった線がないか、離れた位置から確認してから動いてください。

費用の話(倒れる前と、倒れたあと)

倒れる前倒れたあと
作業内容計画的な伐採緊急対応・撤去・場合により修理
作業の条件足場を組める・重機を入れられる倒れた場所次第。屋根の上・隣地なら難易度が上がる
費用見積で決まる読めない
補助金秦野市の補助が使える可能性着手前申請が原則のため、使えないことがある
秦野市の危険木伐採等補助事業は、工事の着手前に申請するのが原則です。倒れてから慌てて切ると、補助の対象外になることがあります。「危ないかもしれない」と思った段階で動くほうが、結果的に安く済みます。

よくある質問

電線に枝がかかっています。自分で切ってもいいですか?
切らないでください。電線に近い場所での作業は感電の危険があります。木は濡れていれば電気を通しますし、切った枝が電線に触れて停電を起こすこともあります。まず東京電力パワーグリッド(0120-995-007/24時間)に連絡してください。愛川町など神奈川県内の自治体も、電柱や電線に木の枝がかかっているのを見つけた場合の連絡先としてこの番号を案内しています。
電力会社に連絡すると、無料で切ってもらえますか?
保安上の必要があると電力会社が判断した場合、電線への接触部分について対応してもらえることがあります。ただし、木そのものの伐採や、電線に関係のない枝は原則として所有者の負担です。無料になるかどうかは現場の状況次第なので、まず電話で状況を伝えて確認するのがいちばん早いです。連絡自体は無料で、24時間受け付けています。
台風の前に、何を見ればいいですか?
3つです。①電線・電柱に触れている枝はないか ②幹や根元に傾き・キノコ・空洞などの異常はないか ③隣の敷地や道路に張り出している枝はないか。①は電力会社、②③は伐採業者に相談する内容です。倒れてからでは、費用も責任の話も一気に重くなります。
倒れて隣の家を壊したら、誰が払うのですか?
土地の工作物や竹木の管理に瑕疵があった場合、民法717条により所有者などが責任を負うことがあります。「台風だから不可抗力」で必ず免責されるわけではなく、腐って傾いていた木を何年も放置していた場合は判断が変わります。詳しくは倒木の責任のページで整理しています。
秦野市の補助金は台風対策にも使えますか?
秦野市の危険木伐採等補助事業には、胸高直径20cm以上かつ樹高5m以上といった要件があります。台風対策という目的でも、木がこの要件と対象条件を満たしていれば対象になり得ます。ただし工事の着手前に申請が必要など手順が決まっているので、必ず事前に市の担当課へ確認してください。

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倒れる前に出る7つのサイン。
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民法717条と「不可抗力」の境目。
秦野市の伐採補助金
条件と申請の順番。

根拠:東京電力パワーグリッド「お問い合わせ」(0120-995-007/0120が使えない場合03-6375-9803・停電等は24時間受付)/愛川町「停電または電柱や電線に木の枝がかかっている場合の連絡先」/民法717条(土地の工作物等の占有者及び所有者の責任)/秦野市 危険木伐採等補助事業

無料で伐採の見積を依頼する1本5,000円〜・追加料金なし